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2025.11.07

非常用発電機の負荷運転点検を実施する際の注意点と依頼時のポイント

非常時に電力を確保するために欠かせない非常用発電機。前回のコラムでは、「負荷運転点検とは何か」「なぜ必要なのか」をご紹介しました。今回は、実際に点検を行う際の注意点と、業者に依頼するときに確認しておきたいポイントについて解説します。

 

目次

1.点検を行う前に準備しておくこと

2.点検中に注意したい3つのポイント

3.安心して任せられる業者選びのコツ

4.まとめ:安全な点検で非常時に備える
 
1.点検を行う前に準備しておくこと

負荷運転点検は、実際に発電機を稼働させるため、建物全体の運用に影響を及ぼすことがあります。まずは実施日点検範囲停電の有無を明確にし、テナントや利用者への事前周知を行いましょう。
また、消防署や自治体によっては立会いや事前届出が必要な場合もあります。トラブルを防ぐためにも、事前確認とスケジュール調整を余裕を持って行うことが大切です。

 
2.点検中に注意したい3つのポイント

負荷運転点検では、発電機を「実際に使う状態」で稼働させるため、次の3点に特に注意が必要です。
① 燃料・冷却水・潤滑油の状態長期間使用していないと、燃料の劣化や冷却水の減少が起こりやすく、始動不良の原因になります。点検前の確認と補充を行いましょう。
② 排気・騒音への配慮負荷運転中は高温の排気ガスや騒音が発生します。安全柵の設置や、周囲への事前案内を行うことで安心して作業ができます。
③ 異常値の早期発見電圧や電流、周波数などをリアルタイムで監視し、異常値が出た場合はすぐに運転を停止。早期対応が、設備トラブルの防止につながります。

 
3.安心して任せられる業者選びのコツ

負荷運転点検は専門的な作業ですが、依頼先を選ぶ際に最も大切なのは「安全管理と誠実な対応」です。以下のような点を確認しておくと安心です。

  • 点検内容や手順をわかりやすく説明してくれる  • 実施前にリスク停電範囲を丁寧に共有してくれる  • 点検後にデータや改善提案をしっかり報告してくれる
こうした「丁寧で誠実な対応ができるか」が、信頼できる業者を見極めるポイントになります。

 
4.まとめ:安全な点検で非常時に備える

非常用発電機の負荷運転点検は、非常時に「確実に動く」状態を保つために欠かせません。準備段階から安全対策を整え、信頼できる業者に依頼することで、建物全体の安心につながります。
ボントン株式会社では、安全性を最優先に、現場に合わせた柔軟な対応と丁寧な説明を心がけています。初めての点検やご不明点の多いお客様にも、わかりやすくサポートいたします。点検のご相談やお見積もりのご依頼は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 
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