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2026.02.19

【コラム】非常用発電機が動かない原因とは?トラブルと対策を解説

非常用発電機は「いざという時の最後の砦」です。
しかし実際には、

・定期点検をしていたのに動かなかった

・試運転では問題なかったのに停電時に起動しなかった

 

というケースは少なくありません。

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。

 

今回は、現場で実際によくある

“動かない原因5選”を解説します。

 

①バッテリー劣化・電圧不足

最も多い原因です。

 

非常用発電機はバッテリーで始動します。

しかし、

・経年劣化

・充電不足

・端子の腐食

などがあると、セルモーターが回らず起動できません。

 

月例点検だけでは劣化の進行を見逃すこともあります。

 

 

②燃料の劣化・詰まり

軽油は長期保存すると劣化します。

・水分混入

・スラッジ(沈殿物)の発生

・フィルター詰まり

これにより、エンジンは回っても安定運転ができません。

 

「燃料が入っている=安心」ではないのです。

 

 

③長期間の無負荷運転

無負荷運転だけを続けていると、

・カーボン堆積

・燃焼不足

・出力低下

といった問題が起こることがあります。

 

いざ負荷がかかった瞬間に止まる、というケースは珍しくありません。

 

 

④冷却系・潤滑系の不具合

・冷却水不足

・ラジエーター詰まり

・オイル劣化

これらはエンジン保護機能が作動し、強制停止の原因になります。

 

外観点検だけでは判断が難しい部分です。

 

 

⑤制御盤・センサー異常

近年の発電機は電子制御が主流です。

センサーの誤作動や配線トラブルがあると、安全装置が作動し始動できません。

 

この部分は専門知識が必要になります。

 

 

なぜ「点検しているのに」止まるのか?

多くの場合、

✔書類上は問題なし

✔無負荷試運転は実施

✔外観異常なし

という状態です。

 

しかしそれでも、

「実際の負荷を想定した確認」が不足していると

本当の状態は分からないことがあります。

 

 

こんな症状があれば要注意

・始動までに時間がかかる

・白煙、黒煙が目立つ

・回転が安定しない

・異音がある

・バッテリー交換歴が不明

 

ひとつでも当てはまる場合、

点検内容の見直しを検討するタイミングかもしれません。

 

 

非常用発電機が起動しない時の確認ポイント

 

停電時に非常用発電機が起動しない場合、次の項目を確認します。

・バッテリー電圧は正常か

・燃料残量と劣化状況

・エラー表示の有無

・最近の点検内容

 

これらを確認しても原因が特定できない場合は、専門業者による点検が必要です。

 

 

まとめ | “動くはず”ではなく“動く状態か”を確認

非常用発電機は、

動くことが前提ではなく、動かせる状態を維持することが管理の本質です。

 

もし、

・現在の点検愛用で十分か不安

・負荷運転を実施すべきか迷っている

・更新か整備か判断できない

 

といったお悩みがあれば、専門家への相談も有効です。

 

ボントン株式会社では、設備状況に応じた点検・負荷運転のご提案を行っています。

まずはお気軽にご相談ください。

 

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